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2023.12.27

久留米運送初 FCVトラックを導入!

 久留米運送株式会社(本社:福岡県久留米市・代表取締役CEO:二又茂明、以下 久留米運送)は、2050年カーボンニュートラル(CO₂排出実質ゼロ)達成に向けて、Commercial Japan Partnership Technologies株式会社(以下、CJPT)が企画したFCVトラック(3t)を導入しました。

                                 記

1.背景と目的

 2030年までの人類の共通目標であるSDGs(持続可能な開発目標)の喫緊の課題は、カーボンニュートラルです。世界中で地球温暖化防止に向けた取組みが進められる中、わが国でも、2050年までにカーボンニュートラル達成という目標が設定され、取組みが推進されています。

 そのような中、我々貨物自動車運送事業者を含む運輸部門全体のCO₂排出量は、国内のCO₂排出量の2割弱を占めており、業界全体でCO₂排出量削減に向けた更なる取組みが必要となります。

 弊社はカーボンニュートラルを経営戦略と捉えて、貨物自動車の排出ガス削減に取り組むために、EVトラック・FCⅤトラック等の次世代トラックの導入を推進してまいります。

2.内容

(1)車両概要

 CJPTが企画したFCVトラックを導入しました。水素を燃料とした車両は当社初の導入となります。(EVトラックは三菱ふそうトラック・バスの「e-Canter」を昨年7月に2台、軽商用EV車として三菱自動車の「ミニキャブ・ミーブ」を今年11月に1台導入済み)

  ①企画会社

   CJPT(2021年4月にトヨタ自動車、日野、いすゞが設立した商用車事業に関する共同出資会社)

  ②製造メーカー

   いすゞ自動車

  ③車両スペック

  ・ベース車両:いすゞエルフ

  ・定員:3名

  ・車両総重量:7,255kg

  ・最大積載量:2,950kg

  ・航続距離:最大260km

  ・システム出力:最高109kw

  ・最大トルク:300N・m

(2)導入概要

  ①導入地域

   福岡県久留米市東櫛原町353(久留米支店)

  ②導入日

   12月19日(火)

  ③導入台数

   1台

3.デザインコンセプト

 FCVトラックの導入にあたり、専用の車両デザインを制作することになり、水素をイメージした水しぶきと水滴のキャラクターを考案しました。子供から大人までわかりやすいデザインをイメージしました。

4.今後について

 2050年カーボンニュートラル実現に向けて、2030年の次世代トラック保有台数200台を目標に掲げており、来年以降もEVトラック等の次世代トラックの導入を予定しています。